縁起のよい文様のお衣裳を身にまとった、気品あふれる若き総大将
「上下向い鶴(うえしたむかいづる)」の文様をほどこした縁起のよいお衣裳を身にまとい、颯爽(さっそう)と采配(さいはい)を振るう若き総大将。目元涼しく、気品に満ちたお顔立ちは、ふっくらとした童顔(わらべがお)ながらも、凛(りん)とした高貴な気位を感じます。女流作家・原 孝洲ならではの、繊細な美意識を感じさせる五月人形。お屏風と飾り台には、黒漆(くろうるし)を研(と)ぎ磨(みが)き、下地の曙朱(あけぼのしゅ)を文様にあらわした『研出(とぎだし)』の技法をほどこしました。日本一の技法を誇る原 孝洲が、自信をもってお薦(すす)めできる五月人形です。
作者:原孝洲
赤ちゃんのお顔を基本とした、愛らしいお人形作りが特徴です。特に目は、赤ちゃんがお母さんから生まれて、そっと半眼を開いたような初々しいイメージで描かれています。「無形文化財(国定)」の技術を継承する女流人形作家です。














































