「原 孝洲のお人形って、他のお人形とどこが違うのですか?」という質問をいろいろな方々からよく戴きます。
そんな時に、私は、「人形づくりに込める思いが違います。」とお答えをさせて戴きます。人形の制作にかける情熱は、誰にも負けないと自負しております。女だてらに、と思われるかもしれませんが、私の作ったお人形を見て戴ければ、きっと分かって戴けると信じております。
お人形づくりで何が一番大切かと申しますと、どれだけ澄んだ気持ちでお人形のお顔を描けるかということだと思います。
私の作るお人形は、純真無垢の赤ちゃんのお顔を描きますから、気持ちが乱れている時には、それだけでお人形が台無しになってしまいます。ですから、私のお人形をお求め戴いた方々から、「うちの子によく似ている」と仰って戴く時が一番嬉しいのです。きっと、お人形から何か温かいぬくもりのようなものを感じて戴いていると思うからです。
多くの方々からたくさんの温かい励ましのお言葉を戴きながら、今日までとても楽しくお仕事をさせて戴いて参りました。そして、これからも、私の作るお人形を通して、少しでも多くの方々に心の安らぎを感じて戴くことができれば、こんなに嬉しいことはございません。
人形師として学ばなければならないことが、まだまだたくさん残されております。今後とも、皆様と一緒に歩んでゆくことができれば、どんなにか素晴らしいことと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
