7月7日は七夕のお祭りです。江戸時代には五節句のひとつとして、ひな祭り(上巳の節句)や端午の節句と同じように、とても盛大に行なわれていました。
しかし、明治5年に新暦が採用されると、7月7日は梅雨の最中となり、夜空の星が見えにくい時期になってしまいました。
本来、七夕は旧暦(太陰太陽暦)の7月7日で、この時期は、季節的にも晴天が続き、また、旧暦の7日は上弦の月ですから、夜空に星を観察するには最も適した時期なのです。
さて、七夕といえば、今では「星祭り」としてすっかり定着しています。織姫(織女)と彦星(牽牛)が、1年に1度だけ会うことができる日が七夕です。織姫は、こと座のベガ。彦星は、わし座のアルタイル。共に一等星ですが、天の川をはさんだこの2つの星が、視覚的に最も接近するのが七夕の夜です。
ちなみに、江戸時代の人々は、七夕の夜に、笹竹に五色(青、赤、白、黒、黄)の糸をかけて、2つの星に願いごとをしました。この五色の糸は、「願いの糸」と呼ばれ、この糸を笹竹にかけて2つの星に祈ると、その願いごとが3年以内には必ずかなうと言われていたそうです。
なんとロマンチックな話でしょうか!


























