画狂老人卍
こんばんは。
今日はミッドタウンで開催されている特別展『北斎づくし』へ行って参りました。そして感想は、とにかく絵が上手過ぎる…。上手過ぎて上手過ぎて、本当に上手過ぎ…。
描く為に様々な対象物を研究し尽くしている圧巻のデッサン力と、描くことへの尽きることのない情熱?野望?に頭が下がりました。
展示の最後に晩年の北斎が自分を『画狂老人卍』と称し、今までの人生と未来の展望を書いているパネルがあるのですが、その中で既に様々な素晴らしい作品を仕上げているのにも関わらず、自らを「七十歳までは取るに足るものなし、七十三歳にして稍悟し得たり」と語り、更には「八十歳にしては〜、九十歳にして〜、一百歳にして〜、百有十歳にして〜」と止まることのない自分の成長を楽しみにしている様子が書かれていて、大変感銘を受けました。私もこの先の人生を心から楽しみに生きていこうと。
だけど『画狂老人卍』ってネーミングセンスあり過ぎ。
絶対にやばいお爺ちゃまだったでしょうね。
ちなみに娘は北斎Tシャツを買い込みました。
