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初節句

紗永 ちゃん

平成29年7月13日生まれ

母である私が、母方の祖父母から初節句のお祝いにと贈ってもらった雛人形が、原米洲さんの作品でした。それから三十数年の時を経て、待望の娘が生まれました。両親が浅草橋へ足を運び、原孝洲さんの雛人形を購入してくれました。娘の名前である紗永の「紗」には、“夏用のしなやかな絹織物のように、人を包み込む優しさあふれる子になってほしい”という、お父さんとお母さんの願いが込められています。そんな想いを表してくれているかのような、上品で愛らしい、柔らかい笑みに包まれた素敵な雛人形で、とても気に入っています。私が米洲さんのお人形と共に過ごしてきたように、娘のお人形も、これから健やかな成長を末永く見守ってくれることと思います。来年は、娘と一緒に飾ることができるかな?心優しく、笑顔いっぱいで育ってね。生まれてきてくれて、ありがとう。両家のおじいちゃん、おばあちゃんにも感謝でいっぱいです。